時間がたつのは本当に早いですね。
6月頭からずーっと続けてきた稽古・・・この稽古場にも、別れを告げ舞台稽古真っ只中。
演出家・役者・カンパニースタッフが一丸となって作り上げたこの『醜男』
これまでどのような歴史を辿ってきたかをご紹介します。
『醜男』は、ドイツの新進気鋭の若手作家・マリウス・フォン・マイエンブルクが2007年に発表した戯曲です。
マイエンブルクが得意とするのは
皆が日常でなんとなく感じながらも、言葉にできなかったようなテーマをきちんと言語化する事だと言われています。
現実の人間社会をじっと見つめていると見えてくる問題、人間に共通するテーマを描くのです。
今回は 「顔」
ある日突然、上司や妻など親しい人間から「あなたの顔は醜すぎる」と衝撃の事実を突きつけられたら・・・?
世田谷パブリックシアターでは、
本公演の以前にも、2008年6月・シアタートラムにて
演出・ノゾエ征爾 出演・中山祐一朗/緒川たまき/原金太郎/山中崇 を迎え
リーディングプログラムとして上演されています。
今回は、演出・河原雅彦氏によってどのように料理されるのか!
山内圭哉・内山理名・斎藤工・入江雅人がどんな味を出すのか!
みなさん確かめに来てください!
私はこの稽古が始まってからは、
鏡を見るたびに「顔って・・・なに?」と考えるようになってしまいました・・・