7/10(土)16:00~ドイツ演劇研究者・新野守広さんによる上演作品レクチャーが行われました。
そこで明かされた、衝撃の事実!
実は作者、マリウス・フォン・マイエンブルクが『醜男』を書くきっかけは、日本での経験にあったのです・・・!!
遡る事5年前!
2005年、マイエンブルクは世田谷パブリックシアターでの『火の顔』上演にあわせて来日していました。
その時に衝撃を受けた・・・携帯電話の着信メロディ!
ヨーロッパでは機能性重視のシンプルな携帯が主流なので、みんなが自分の好きな着メロを設定していることに驚いたらしいです。
(いま流行ってるデコレーション携帯電話を見たらどう思うんでしょう・・・)
そこで、ヨーロッパの人がを旅をして、旅先でアイデンティティの崩壊を起こすという作品を作ろう!
と思ったが、それではあまり面白くない。
じゃあ、真逆にしよう!
偏執的にアイデンティティにこだわるヨーロッパで、それが崩壊したらという作品を書こう!
・・・こうして生み出された作品が、『醜男』です。
まさか日本で作品のタネが生まれていたとは・・・
そんなドイツ戯曲『醜男』を観られるのも、もう残りわずかとなってしまいました。
東京公演は、
7月11日(日)午後1時~
7月12日(月)午後7時~ の残り2公演です!
当日券もご用意してますので、ぜひぜひ劇場までいらしてください!
【東京公演】
世田谷パブリックシアター チケットセンター
TEL 03-5432-1515(10:00~19:00)
<当日券> 毎公演、開演45分前から劇場正面受付にて販売!
【大阪公演】
ブリーゼチケットセンター
TEL 06-6341-8888(11:00~18:00)
http://www.sankeihallbreeze.com/