シアタートラム ネクスト・ジェネレーション vol.1
鑑賞日:2月1日(水) 14:00
エビビモpro.『エビビモ』
女性
「逃げる」とか「解決しない」というのはひどくネガティブな事で、あまり持っていたくない、あるいは表に出さず、自分の内側で留めておきたいものだと思いがちでした。
しかし今回の舞台では「逃げまくろう」と楽しそうに歌い踊られてしまうので、まぁそんなのもありなのかなぁと、自分の物事への考え方が少し自由になった気がします。
続きを読む "目の前にあるものを必死でつかみ取ろうとする若者の姿に魅かれる" »
シアタートラム ネクスト・ジェネレーション vol.1
鑑賞日:2月1日(水) 14:00
エビビモpro.『エビビモ』
女性
困る。観終わった瞬間から「♪エビビモ!」が頭の中で恐怖のエンドレスリピート。東横線に乗ろうと渋谷駅を歩いている途中に、拳を握って手まであの通りに動かしてる自分を見つけた時は戦慄した。参った。もう、何が何だかとにかく頭の中はエビビモ漬けなんである。
続きを読む "どこの劇場へ出掛けていっても見つけられないものがあった" »
ピーピング・トム『Le Sous Sol/土の下』
鑑賞日:2月5日(木) 19:30
女性
舞台が上下に分かれている。上には一本の大きな木と思われる幹。その隣には、上半身裸の中年男が背中を向けて緑の芝生の上にあぐらをかいている。しかし微動だにしない。何か思索にふけっているのか、何かを見ているのか。
続きを読む "地下の部屋こそ、人間が生きるリアルな場所" »
ピーピング・トム『Le Sous Sol/土の下』
鑑賞日:2月5日(木) 19:30
女性
先入観を持たずに観るため、事前準備なしに臨んだ。
舞台美術。地上は、アンドリュー・ワイエスの描く草原の様に見えた。地下。土が何で出来ているのか、素材に興味を持った。本当の砂・泥・土のはずがない。まるで海藻の様だ。さらさらとした触感なのだろうか?と、実際に触れることは出来なかったのが残念。ロビーに透明のケースに入れて展示する、あるいは触れるようにしたら、面白い企画になったかもしれない。
続きを読む "出演者と観客、双方の記憶に残る個性的な運営を" »
ピーピング・トム『Le Sous Sol/土の下』
鑑賞日:2月6日(金) 19:30
男性
「カルチャーショックを受けた難解な作品」というのが、私のおおざっぱな印象です。
幕が開いてすぐに、家の模型のような物に火をつけるシーンがありましたが、のっけからびっくりさせられました。また、土の舞台にもビックリです。
続きを読む "世界中には「何でもあり」なんだなぁと強く印象に残った一夜" »
ピーピング・トム『Le Sous Sol/土の下』
鑑賞日:2月7日(土) 16:00
女性
「ダンスを超えた舞台の初上陸」、「ダンス、演劇と音楽の融合」、「公演場所でのシニア・エキストラの出演」などの刺激的な紹介を目にして、大いに興味を沸きたてられた舞台を鑑賞できて幸せだった。
続きを読む "年齢などひとつの記号にすぎないと感じ、大いに元気づけられた" »
『ピランデッロのヘンリー四世』
鑑賞日:2月13日(金) 19:00~
女性
シアタートラムにて、『ピランデッロのヘンリー四世』を観劇できるとハガキを受け取ってから、やっとこの日がやって来た。でも、それまでの日常は、家事やら仕事やら気ぜわしい毎日で、この特別な日を、特別なものとして待てた確率は、自分でも残念ながら30%ぐらいだったと思う。そんなだから、会場に着いてから出入口付近の人のあまりの多さに、一気に緊張させられた。

『ピランデッロのヘンリー四世』 撮影:宮内勝
続きを読む "街を歩いていても何をやっていても、絶対に感じることはできないこの気持ち" »
『ピランデッロのヘンリー四世』
鑑賞日:2月13日(金) 19:00~
男性
冒頭、雪の中の「カノッサの屈辱」のシーンは印象的だった。この舞台では、二つの時間が交錯する。主人公ヘンリー(串田和美)の生きている千年も時を隔てた過去と、彼がかつて愛したマティルダ(秋山菜津子)の生きている現在だ。
現在から見れば、過去に生きるヘンリーは狂人だろうが、彼自身は真剣に過去を生きている。だから、人がもしそれを狂気と呼ぶなら、他人の人生を真剣に演じる役者などは、狂人の最たる者だろうし、その狂人たちが演じる芝居をみて感動する我々観客だってどこかおかしい・・・と、そんな皮肉がこの芝居には込められているようだが、白井晃の演出は、そんな哲学めいた理屈を感じさせないスピード感のあるものだった。

『ピランデッロのヘンリー四世』 撮影:宮内勝
続きを読む "この串田和美演ずる「ヘンリー四世」に、他人事ではない悲劇を感じた" »