« <モリー・スウィーニー> 今日の相島さん | メイン | <モリー・スウィーニー> 今日は相島さんと・・・ »

<モリー・スウィーニー> 前田文子さんのこと

このエントリーをはてなブックマークに追加

今回はある日の谷さんと衣裳プランナー前田文子さんとの出会いをおとどけします。
では、谷さんお願いします。

----------------------------------------------------

某日、衣装の前田文子さんと会った。
パワフルな人だよ、強烈な人だよ、すごい人だよ、巨匠だよ、と、さんざん脅かされていたのだが、会ってみれば知的でお綺麗な、丁寧に話をされる方だった。

Molly_gentlman.jpg


「大変な本を選びましたね」

 これで何度目だろうか。スタッフさんもキャストも、台本を読んだ人はみんな異口同音・開口一番「大変な本ですね」と言ってくる。モノローグが連続するこの『モリー・スウィーニー』は、えぇ、もちろん大変な本です。珍しい本です。パワフルで強烈な本です。そして繊細な本です。ありふれた本じゃありません。でも、だからこそ面白い。

 幸いなことに、「つまらなかった」「難しかった」という声は聴かない。文子さんも、次々あれこれイメージやアイディアを話してくれる。さすが衣裳家、色や形について、表現が豊かで、イメージが深い。むしろ俺が勉強になるよ、というくらい刺激された。

 話は脱線し、あちらこちらにアート・インスタレーションの展示や建造物が立ち並び、島全体が美術館になってるとさえ言える直島の話へ。去年、文子さんがそこで出会ったというジョン・タレルの展示が、モリー・スウィーニーのイメージに繋がるという。今から直島に行くのはかなり無理な相談ながら、全き暗闇の中を参加者一同手を繋いで進むという体験美術の話を聞いて、盲目のモリーが見ていた世界に想いを馳せる。人間は、想像力の中でなら、どこへでも行けるのだから。

 衣裳の打ち合わせとは言え、あれこれと、衣裳以外のことについて刺激を受け想像を羽ばたかせる一日でした。

『モリー・スウィーニー』 訳・演出 谷 賢一

-------------------------------------------------------------------------------

【公演情報】
『モリー・スウィーニー』 作:ブライアン・フリール 訳・演出:谷 賢一
出演:南果歩、相島一之、小林顕作
シアタートラム 2011年6月10日(金)~6月19日(日) 
公演詳細情報はこちらへ
世田谷パブリックシアターon twitter

★前売り取扱中★

◎前売り取扱い
  世田谷パブリックチケットセンター 03-5432-1515 (10:00~19:00)
  世田谷パブリックシアターオンラインチケット
   パソコン http://setagaya-pt.jp/
   携 帯  http://setagaya-pt.jp/m/

About

2011年5月26日 18:23に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「<モリー・スウィーニー> 今日の相島さん」です。

次の投稿は「<モリー・スウィーニー> 今日は相島さんと・・・」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.