« 2011年8月 | メイン | 2011年10月 »
第七劇場へのメッセージが届きました。
======
私たちの深層心理に迫りくる懐かしさの気配、演劇を超えて広がる舞台芸術への希求、それが第七劇場『かもめ』初見の印象だった。
白のリノリウムが敷かれ、白紗幕が下がった劇場は、ブラックボックスでありながらも、ホワイトキューブ的展示室をも想像させる洗練された空間。そこにあるのは、白い長テーブルと幾つかの黒い椅子、天井から吊られた真っ白のブランコやかもめのオブジェ、そして座ったり蹲ったりしている俳優たちの身体だ。白い空間にじっと佇む身体は、彫刻作品のようでもある。上演中も俳優たちは役柄を演じるというより、配役のないコロス的身体性を表出させている。身体の匿名性は、観客自身が自らの身体の記憶と結び付けるための回路を作り出す。それは抽象度の高いダンスパフォーマンスと通ずる身体。前半は僅かに歩いたり、ゆすったりしていた身体が、後半になるにつれて、走ったり、体を払ったり、震わせたりと、より激しく痙攣的になっていく。演劇的マイム性とは一線を画したこれらの身振りが、絶望的に重苦しく表現主義的になりがちなロシアの物語を今日の日本に切り開いていると言ってもよいかもしれない。
怒涛のラストシーンまで、作品全編を演出家・鳴海の真摯さが貫いていく。しんしんと静かに降り積もる雪のように、一見穏やかに見える身体の佇まいの内には、静かな情熱の灯がいつまでも熱く燃え続けている。それがこの作品の確かな強度となっているのだと思う。
唐津絵理(愛知芸術文化センター主任学芸員)
======
ドリームジャズバンドは夏の定例コンサートを終えて後も、さまざまな活動を行っております。秋には2つのコンサートに出演いたします。
10月10日に開催される「白石城下町コンサート」にドリームジャズバンド卒業生精鋭メンバー&ジャズミュージシャンによるバンドがゲスト出演し、10月16日はせたがや未来博覧会をドリームジャズバンド&卒業生総勢65名が盛り上げ ます!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎ドリバン卒業生精鋭メンバー&ジャズミュージシャンによるバンドがゲスト出演します!
『オーデュボンの祈り』の公演情報をお知らせいたします。
公演日程:2011年9月30日(金)~10月12日(水)
劇場:世田谷パブリックシアター

吉沢悠/筒井道隆
☆10月3日(月)19時開演、10月6日(木)19時開演の公演、終了後にポストトークあり☆
10月23日 世田谷芸術百華2011「演劇ワークショップバスツアー『旅するパラソル』」参加者募集中!
毎年、世田谷区の秋のアートフェスティバル「芸術百華2011」の人気企画として
(公財)せたがや文化財団の各館がそれぞれの持ち味を活かしたバスツアーをおこなっています。
世田谷パブリックシアターがお送りするのはワークショップとバスツアーを合体させ、
さらにオリジナルの傘づくりをプラスした、その名も「演劇ワークショップバスツアー『旅するパラソル』」。
