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@スクール公演『にんにん忍者』
公演レポート~9~ 最終章

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にんにん!
みなさんこんにちは!公演も残りわずかとなりました。

今日「でんエモン一座」がむかった先は、パブリックシアターのご近所!
★☆★世田谷区立中里小学校★☆★

1・2年生、60人と一緒に公演をしました。
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忍者はたとえ怪我をしても、前に進まなければならない...!
そんな時の為に、片足で歩く修行。
最初は大きな足音が聞こえていたけれど、"敵にバレないように静かに動く"という
忍者の基本をマスターして、見違えるほど静かに、うまくなっていました。

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"おにぎり波動拳"を天井に向かってポーン!
写真には写っていないけれど、中里小学校の体育館にいたみんなには大きなおにぎりが見えていました。
この後、天井から落ちてくるおにぎりをみんな重そうに受け止めていました。


公演が終わると、みんなは給食。忍者たちは公演の道具を片付けて、体育館をあとにしました。
なにもなくなったいつもの体育館。
職員室の先生がたと主事さんにあいさつをして帰る途中、体育館に向かって走っていく10人くらいの子どもたちを目撃! 手には忍者からもらった忍者認定証。スーパー忍者賞のメダルを首からさげている子も!
きっと急いで給食を食べて、忍者たちがまだいるか見に来たのでしょう。
体育館の中をのぞいて、誰もいないのをみると‥‥、
こんどは校庭の方に向かって走っていきました
1・2年生のみんな、ありがとう!

そして一週間がたち...


中里小学校に帰ってきたでんエモン一座。
3・4年生の60人と一緒に公演をしました。


そして、なんと「にんにん忍者★でんエモン一座」は、今日が最後の公演です。
最終回ということもあり、ビデオ撮影隊やたくさんのお客さんが体育館にやってきました。
「みんな緊張してるかな?」
そんなもも丸の心配は無用! みんな元気いっぱい公演に参加していました。
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忍者の隠形術"。死んだふりをして気配を消しています。


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「忍術は暗闇の紅葉のごとし」
みんな大きな声で読み上げています。夢の力で取り戻した巻物には、
『人と人が手を取り合って、仲良く生きていこう』という意味が込められていました。

中里小学校のみんな、ありがとう!


長かった公演の旅。
お調子者の忍者、元気いっぱいで鼻血を出してしまった忍者、
怪盗 権衛門が怖くて体育館から逃げ出してしまう忍者、将来忍者になりたい忍者。
たくさんの素敵な忍者たちと、心と身体が開いていく瞬間に出会いました。


みんな修行頑張って続けてね!
みんなの声や笑顔を忘れないうちにドロン!

また会える日まで、さらば。
(モモ丸:記)


■さいごに。
日々、公演のレポートをありがとう、モモ丸!
こうして、@スクール公演『にんにん忍者★でんエモン一座』の22公演は終了しました。
ここで、学校の先生や子どもたち、学校公開日で見学された保護者の方々から届いた声をいくつかご紹介します。


☆保護者のかたより
・学校とは思えなかったです。とても楽しくて思わず見入ってしまいました。全員が参加するので、はずかしがりやの子どもも、みんなと一緒に楽しむことができました。
・私も一緒に体験したかった。子どもたちの集中が切れずにいたことに「びっくり」。演者のかたがたの体力にも「びっくり」スバラシイ!!
・子どもにとって現実とは違う忍者の世界を体感でき、楽しいひとときだったと思います。とても楽しそうでした。
・舞台と客席がわかれず、参加型のショーで、6~7才の1年生にはとても向いていると思いました。みんな忍者worldにどっぷりはまって集中しているようでした。


☆先生より
・見えないはずのものが見えてしまうほど、子どもたちは夢中になっていたと思います。
・給食中は、忍者の話でもちきりでした。
・セットが動いたり、自分たちも舞台の中に入っているような感覚になったり、広々とした空間を使っていてよかったです。
・公演後、みな本気で「忍者になる!」と言っていました。いきいきした顔をしていて、楽しんでいるのがよくわかりました。
・ふだんおとなしい子が大はしゃぎしていたり、ふだんリーダー性を発揮しない子が活躍したり...いつもと違う様子が見られました。
・私たち教員の力ではできない部分を補っていだだけるすばらしい公演です。


☆子どもたちから
・パブリックシアターのみなさんへ。先日は「にんにん忍者★でんエモン一座」という楽しい劇をいっしょにやらせていただきありがとうございました。ぼくが一番すごいと思った所は、最初の戦いのシーンでした。とてもかっこよく見えました。とても楽しい時間をありがとうございました。また今度やってください。(かば丸)
・きょうはありがとうございます。しゅぎょうはたのしかったです。ぼくはかくれみのじゅつをやりました。またきてください。ぼくはみなさんがきてくれてほんとにたのしかったです。ぼくはしょうらいにんじゃになりたいんです。(サメドラゴン)
・でんエモン一座の皆さんへ。ぼくが印象に残っているのは忍者の歩き方です。今でも休み時間などに遊んでいます。ぼくは猫田さんのチームでしたが、合言葉が「アルオニメン」「イエーイアンパンマンナルシスト」と、とてもおもしろかったです。夢変化の術でジェットコースターの夢を取り上げてくれたのもうれしかったです。そして皆さんにまた会える日を楽しみにしています。(丸助)
・でんエモン一座の方へ。この間はありがとうございました。もらったおり紙は弟におみやげとしてあげたらすごくよろこんで、たからばこにしまっていました。みんなおもしろくて、楽しかったです。ビックビックビックチョコボール、やさいがきらいなチュー助など、おもいだすと口がわらってしまいます。とても楽しかったです。本当にありがとうございました。

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左より うらら(石村みか)、チュー助(桑原滝弥)、伝衛門(下総源太朗)、猫田(江口敦子)、小太郎(阿川竜一)


■さいごの、さいごに。
『にんにん忍者★でんエモン一座』は、5人の俳優と、子どもたち全員がつくる劇。
最初は床に座って劇をみていた子どもたちが、いつのまにか、忍者たちと一緒になって、奪われた巻物を取り戻すために大活躍します。
物語はひとつですが、公演ひとつひとつが違う公演。話の筋はわかっているのに、いつも、はらはらドキドキしながら見ていました。
巻物のありかを解く鍵を解明すると、そこにむかってまっ直線に体育館をかけていく姿。
巻物をあずかった子を守ろうとしてまわりを取り囲むなかまたち。
体育館に舞う紅葉を、じっと見つめる瞬間。
どれも台本には書かれていないことです。
みんな、ありがとう。
そして、この公演を迎え、支えてくださった学校の先生がた。見て楽しんでくださった保護者のみなさま。
どうもありがとうございました。
きっと、また、どこかで!
(@スクール公演 企画制作 小宮山:記)

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2011年11月22日 16:43に投稿されたエントリーのページです。

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