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@ホーム公演 アーカイブ

2011年5月10日

高齢者施設訪問公演、いよいよスタート!世田谷パブリックシアター@(あっと)ホーム公演

劇場から、日常へ、劇をはこぶ。
高齢者施設訪問公演がはじまります。

世田谷パブリックシアター@(あっと)ホーム公演
チャチャチャのチャーリー ~たとえば、恋をした人形の物語〜

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世田谷パブリックシアターは、劇場での上演活動のほか、学校や地域に住む人たちに向けた活動を数多く行っています。そして、劇場へ足を運ぶことができない高齢者の方々にも気軽に演劇を楽しんでもらおうと、あらたに、高齢者施設を訪問する公演(名づけて、@ホーム公演)をつくりました。

作品の題名は、『チャチャチャのチャーリー ~たとえば、恋をした人形の物語~』。
どなたにでも楽しんでいただけるよう、パントマイムや音楽が入った、楽しくて明るい作品に仕上がりました。すでに2010年、世田谷区内の高齢者施設で試演を重ねてご好評をいただき、いよいよ5月10日から、区内の高齢者施設で公演がはじまります。

お客さまは、ホームで一日を過ごしたり、そこで暮らしているみなさん。一般公演ではないので見ていただくことはできませんが、公演の様子をこの劇場ブログにてお伝えしていきます。お楽しみに!

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2011年5月16日

高齢者施設訪問公演が、はじまりました!

世田谷パブリックシアター@ホーム公演
『チャチャチャのチャーリー ~たとえば、恋をした人形の物語~』
<1日目~3日目>の様子をお届します。
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◆1日目◆博水の郷
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5月10日、いよいよ高齢者施設訪問公演がはじまりました。最初にうかがったのは、「博水の郷」(はくすいのさと)。世田谷区鎌田にある特別養護老人ホームです。昨年もここで試演をさせていただいたので、建物のなかに足を踏み入れたとたん、なんだか懐かしい気持ちになりました。

開演20分前には、すでにホームのご利用者さんが集まっています。そして、スタッフさんが「チャチャチャの--」と声をかけると、「チャーリー」と声が返る! この日のためにみなさんで練習したそうです。

そして35分間のお芝居は無事終了。あとでスタッフさんに聞くと、「ひとりも立つ人がなく、みなさんじっと集中して見ていた。これがとってもすごいことなんです!」と喜んでくださいました。みなさんに楽しんでいただけたようです。ありがとうございました!

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*いつもみなさんが食事をしたり、レクリエーションをしている広いフロアの一角で演じました。

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2011年5月19日

高齢者施設訪問公演、4~6日目!

世田谷パブリックシアター@ホーム公演
『チャチャチャのチャーリー ~たとえば、恋をした人形の物語~』
<4日目~6日目>の様子をお届けします!

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 ◆4日目◆フレンズケアセンター
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 世田谷区下馬にある「フレンズケアセンター」。近くの大通りから、世田谷パブリックシアターがあるキャロットタワーが間近に見えます。ここフレンズケアセンターも昨年の試演で来たところ。今回上演するのも同じ物語ではありますが、試演のときの振り返りや施設さんからいただいた感想などをうけ、脚本・演出のノゾエさんが少し書きかえています。

 さて、劇が終わると施設長さんがすぐ、面白かった、話の展開が前よりわかりやすくなっていてよかった!と、声をかけてくださいました。そして会場では、「あれはどうやっているの?」「楽しかった」など、質問や感想を語る利用者さんの手が、つぎつぎとあがりました。

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                                   ☆上演後、芸を教えてもらうスタッフさん

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2011年5月25日

高齢者施設訪問公演、7~9日目!

世田谷パブリックシアター@ホーム公演
『チャチャチャのチャーリー ~たとえば、恋をした人形の物語~』
<7日目~9日目>の様子をお届します!

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 7日目◆砧ホーム
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 昨年、三軒茶屋のキャロットタワー26階レストラン・スカイキャロットで<特別お披露目公演>をした時、砧から見にきてくださったスタッフさん。あのときは、ぜひ公演をやりたいけれど場所も狭いし...と心配されていましたが、こうして1年後に公演が実現!お互い感慨もひとしおです。

 会場は2階の食堂。スタッフさんが総がかりで、テーブルや小物、ワゴンなどを次々とベランダに出し、みごと、50~60人の車椅子のご利用者さんが入場できました。そしてアットホームな空間のなかで劇は進行。終わったあとはみんなで記念撮影をしました。

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                                    ☆音をくりだす虹子役の萩窓子

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2011年5月30日

高齢者施設訪問公演、10~12日目。全日程、無事終了!

世田谷パブリックシアター@ホーム公演
『チャチャチャのチャーリー ~たとえば、恋をした人形の物語~』
<10日目~12日目>の様子をお届けします!

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 10日目◆フォーライフ桃郷
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 いよいよ10日目! 今年は、世田谷区内の特別養護老人ホーム18カ所に公演のご案内をして、10カ所からお申し込みをいただきました。そして今日が、ことし特別養護老人ホームでやる最後の公演。ここまで無事にたどりつけて「ホッ」とすると同時に、下見や打ち合わせで各施設のスタッフさんとはじめて「こんにちは!」と顔を合わせた瞬間が浮かんできます。いつもはまったく違う分野で働いているわけですが、なぜかそういう気がしない...今も、とても近いところにいる人のような気がするのです。

 この日は真夏のようなお天気となり、真新しい「フォーライフ桃郷」(とうきょう)の建物が青空にクッキリ! 中に入ると広い通路があり、右側に憩いの場。きょうはそこが公演会場です。演技エリアのまわりに、半円形を描くようにご利用者さんが座り、目の前で演技が始まります。
「いつもずっと動いている人がじっと見ていた、いつも静かな人も拍手していた」と、あとでスタッフさんから聞きました。ドラマが起きていて、よかった。あと、「恋の話題になったら、うつらうつらしていたかたが目をさまして見入っていた」、という感想もうれしかったです。

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 11日目◆デイ・ホーム弦巻
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 きょうとあしたは、デイ・ホームでの<お披露目公演>。家から送迎バスなどで通って一日を過ごす「デイサービス」のご利用者さんがお客さま。そして、世田谷パブリックシアターがはじめた訪問公演を、デイ・ホームのスタッフさんに紹介するための公演でもあります。

 「デイ・ホーム弦巻」(つるまき)は、世田谷区立中央図書館のそばにある、住宅地の一角にたつホーム。公演の相談にうかがった時、施設の規模は小さいけれど、ポスターを外に張り出しておくと近所の人も見に来るし、近くのデイサービスにも声をかけられますよ、とスタッフさんがおっしゃっていました。そして公演当日。確かに、ホームの玄関がひんぱんに開いて、あちこちで話し声や笑い声がして、始まる前の会場は心地よいざわざわ感に包まれていました。劇が終わると、カーテンコール3回の大拍手。劇が終わってしばらくしても、会場ではチャーリーの話題が続いていました。

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☆劇中、施設のスタッフさんの登場も、みんなの笑いを誘います。

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 12日目◆高齢者センター 新樹園
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 はじめて行ったときは驚きました。とても大きい施設です。正式名は、世田谷区立高齢者センター新樹園。高齢者向けの教室や催し、健康相談などがおこなわれ、地域の交流の場となっているデイ・ホームです。会場に入ると、スタッフさんがパソコンで作った公演の甲板を壁に張り、こんなものも書いてみました、といただいたのは‥‥! 劇中登場するスタッフさんのために書き下ろしたせりふではありませんか。盛り上がっています。公演も盛り上がり、拍手、感想、握手と続き、今年最後の@ホーム公演『チャチャチャのチャーリー』は、好評のうちに終えることができました。

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☆劇中のスタッフさん。友情出演:三田村ステファニー智子さんと根岸エリザベス京子さん。

今年の12公演を実現してくださった、施設長はじめスタッフのみなさん。
観劇してくださったみなさん。どうもありがとうございました!

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2012年6月22日

<@ホーム公演>レポート 

『チャチャチャのチャーリー 〜たとえば、恋をした人形の物語〜』
いつもの食堂やラウンジが、劇場に早変わり!高齢者施設訪問公演の様子をお届けします。

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 ①たにぐちいくこ編
 6月8日(金) 等々力の家
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ホーム公演祝初日!!晴天!!
「チャチャチャのチャーリー」のタマオ役をやらせて頂いております、 たにぐちいくこです。

今年で出演させて頂いて3年目になります。 月日が経つのは早いですが、毎年この季節に上演していて 初夏の匂いがしてくると、うずうずっと一輪車に乗りたくなるのです。

今日も等々力の緑が匂いする中、皆様と一緒に車に揺られて行って参りました。 中庭が見える広間で、初日のドキドキとわくわく...ついに幕が開きました。

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左から、たにぐちいくこ(タマオ)、ノゾエ征爾(ダニエル健太郎)、山本光洋(チャーリー)、石村みか(ミカン)

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2013年7月12日

@ホーム公演ブログ
『きみといつまでも ~わたしのお父さんはロボットです~』ブログ

4年目の@ホーム公演。
今年は新作! きみといつまでも。
公演の様子をお伝えしていきます。

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1◆ノゾエ征爾 編
6月24日(月) 上北沢ホーム/デイ・ホーム上北沢
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@ホーム公演、おかげさまで、4年目がスタートいたしました。
三年間、改訂しながら上演しました『チャチャチャのチャーリー』は、ひとまず昨年で終了し、
今年からは、新作上演です。
タイトルは『きみといつまでも』。
とあるロボットと、そのロボットに育てられた女の子お話です。
4年目とは言え、新作というものはやはり緊張するもの。
初お披露目の舞台は、上北沢ホーム/デイ・ホーム上北沢さん。
きれいで広いスペースには、いっぱいのお客さん。
初参加の井本洋平くんも、いつもは愉快な顔をぶら下げていますが、この時ばかりは真顔でありました。
たくさん集まっていただいて、みなさん、楽しんでいただけるといいのだけど・・・。
そんな不安もつかの間、職員さんの元気なアナウンスと共に熱を帯びてくるご利用者さんたち。
それに後押ししていただくように、僕らも楽しくスタートしていけました。
今回の作品は、前回までの作品よりも、エンタメ性を強めました。
たくさんの笑い声にこっちも勇気づけられます。
そして終盤、お客さんの中に、ちらほらと涙を流す方の姿が。
もう泣かないぞと決めていましたが、やはり今年も胸がつまってしまいました。
観ている方が、こんなにも心や感覚全体で喜んでくれることほど、嬉しいことはありません。
普段やっている劇場公演とはやはり全く違うもの。
今年も、僕らの方がたくさんの勇気と元気をもらいそうです。
7月4日まで、たくさんの素敵な出会いを、楽しみにしています!
(ノゾエ征爾)
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プロフィール●ノゾエ征爾(のぞえせいじ)‥‥脚本/演出/出演(高尾山男 たかおやまお)
脚本家、演出家、俳優。劇団「はえぎわ」主宰。大学在学中の1999年に「はえぎわ」を旗揚げ。以降、全作品の作・演出を手がけ自らも出演している。2012年、『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。外部公演にも脚本家、演出家、俳優として多数参加。世田谷パブリックシアターでは2008年にドラマリーディング『醜男(ぶおとこ)』を演出。また、TVドラマ・映画への出演など多岐に渡る活動をしている。近年の主な出演作品TVドラマ:「ゴーイング・マイ・ホーム」、映画:「TOKYOてやんでぃ」「シーサイドモーテル」「ウルトラミラクルラブストーリー」ほか。2013年6月に、はえぎわ第26回公演『ガラパコスパコス〜進化してんのかしてないのか〜』を三鷹市芸術文化センター・星のホールにて上演。8月末には、北九州芸術劇場リーディングセッション「続・世界の日本人ジョーク集」(脚本・演出)を控えている。


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『きみといつまでも ~わたしのお父さんはロボットです~』ブログ" »

2014年6月20日

@ホーム公演ブログ
『きみといつまでも ~わたしのお父さんはロボットです~』

5年目の@ホーム公演。
きみといつまでも。
公演の様子をお伝えしていきます。
facebookも始まりました

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1◆ノゾエ征爾 編
6月2日(月) 久我山園
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『きみといつまでも ~わたしのお父さんはロボットです~』" »

2015年7月 1日

@ホーム公演ブログ
『チャチャチャのチャーリー ~風に吹かれて、森の花嫁~』

6年目の@ホーム公演。
公演の様子をお伝えしていきます。
facebookはこちらから

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1◆たにぐちいくこ 編
6月14日(日) 千歳敬心苑
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紫陽花の花は1年目の株と2年目、3年目...の株とは花の色味は違うのでしょうか?

今年で6年目になりました!世田谷パブリックシアター@ホーム公演です。

開幕は4年ぶりの千歳敬心苑でした。
施設に入居されているたくさんの方にお集り頂き、なんと90名を越える皆様に囲まれて大賑わい初日を迎えることができました。
スタッフさんを合わせると100人!?

劇場でいうと下北沢の小劇場くらいの観客数ですね。
初日の私たちはハラハラドキドキなのですが、それを上回る90名のドキドキパワーを感じながら、駆け抜けた40分でした。

新作の初日にも関わらず大きなトラブルも無く開幕出来たのも集まって頂いた皆様のおかげです!!

公演後は写真を一緒に撮りたいと志願して頂いた方々と記念撮影しました。
ほっとした表情の私たちがきっと写真に写っていることでしょう。

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出演者だけでも私服で写真を撮りました。
紫陽花のように年数を重ねて深みのある色味になっていますでしょうか?(笑)

紫陽花の花は1シーズンの中でも色味が変わっていくところが魅力ですよね。
私たちも12日間でどれだけ変わっていけるでしょう?
それも明日からの楽しみのひとつです。

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2◆井本洋平 編
6月15日(月) 第2有隣ホーム
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@ホーム公演、今年で3回目の参加をさせて頂きます、井本洋平です。

今年は新作。
チャチャチャのチャーリーシリーズには初参加の私。
去年、一昨年とイノッシーをやらせて頂きまして、今回は初の人間の役をやらせて頂いております。

今日は公演2日目。
梅雨なのに良く晴れて気持ちの良い日。
千歳船橋の第2有隣ホームさんへお邪魔しました。

ここは実家の近くで、叔母がデイサービスでお世話になっていたり、フラをやってる母が有隣ホームさんで踊ったことがあったりと、個人的にゆかりのある施設です。

一緒に歌ったり、驚いてくれたり、笑ったりと、たくさんの利用者さんの色々な表情が見れました。

昨日から始まったので、まだまだ不安な部分もありますが、作・演出のノゾエさんはじめ、共演者の山本光洋さん、たにぐちさん、制作の小宮山さんと共に、利用者さんに楽しんでもらえることはもちろん、全日程無事に終われるように、毎日楽しみながらも頑張っていきたいと思います!!

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写真は、とある日の稽古後に夕陽がとてもきれいだったので、皆でキャロットタワーの26階に上った時に撮ったもの。
19時くらいだったのに遠くの山の稜線までくっきり見えて素晴らしかった!

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3◆山本光洋 編
6月16日(火) デイサービス博水の郷
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初日を終えて動きを少し変え、2日目終えてセリフをほんの少しカットして、今日は3日目。
デイサービス博水の郷。見慣れた景色に、つい2、3カ月前に来たような錯覚にとらわれ、
あらためて、1年たつのはあっという間なんだなあと思いつつセッティングする。
天井も高く、作ってきた高い塔のパネルも全身を出すことができ、ようやくパネルの初日。
良かった、良かった。

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*パネルの塔をぐんぐん上っていくチャーリー。さて、しかけは??

本番がはじまると、お客さんの反応も上々で、無事終了。おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔は
何度見てもいいもんです。今日は特に一人のおじいちゃんがウエディングドレス姿のたにぐちさんにいつまでも手を振ってました。
そして、「また来年も来てくださいね」との声がけに、「はい、皆さんもお元気でまた会いましょう」
と素直に答える。お元気で!また来年!

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4◆ノゾエ征爾 編
6月17日(水) きたざわ苑
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「さあ~!」
福原愛ちゃんではありません。
「さあ~今年もまた始まりました、@ホーム公演!」です。
それだけ気合の入る、気合のいる公演なのです、僕にとって、この@ホーム公演は。
あっと言う間の6年目で、今年はまた新作となります。
一本目の「チャチャチャのチャーリー」は、改良しながら、キャストも変わりながら3年間やり、
二本目の「きみといつまでも」から、現在も一緒にやっている井本くんが加わり2年間やり、
そうして6年目の今年はまた、「チャチャチャのチャーリー」の別編・新作となります。
「チャチャチャのチャーリー~風に吹かれて、森の花嫁~」。
操り人形・チャーリーが、風に飛ばされ、行き着いた森で花嫁さんと出会い...。って、タイトルのまんまですが、ここでしかできない哀愁漂うドタバタ喜劇に仕上がりました。

稽古期間もたっぷりとっていただき、
試行錯誤に試行錯誤を重ね、
小道具も自分たちで、作りに作りを重ね、
予想以上に苦戦を強いられて、キャストのみなさんには心配もかけてしまったかもしれませんが、それだけやはり、この@ホーム公演は、特別なエネルギーと試行が必要なのだなと、
また改めて痛感した6年目のスタートなのでありました。

新作の初日はやはり緊張しました。
2日目には早速少し改良しました。
3日目に少しトチリました。個人的に。
そうして本日の4日目。
毎年公演させていただいています「きたざわ苑」さん。
アジサイがとてもキレイに咲く街道から少し入った所に建つ、とてもきれいな施設です。
そしてとても親切で楽しい職員さんたち。
一年ぶりとは思えないほどの馴染みな感じで、
「おっす、今年もよろしくお願いします!」。
「おっす」とはさすがに言ってませんが、内心は若干「おっす」な感じになってました、自分。すいません。
それだけこちらの「きたざわ苑」さんとも、毎年毎年楽しく関わらせていただいています。

そして全てが報われるのです。
観劇しているご利用者さんのみなさんの笑顔や涙で。
作品に参加してくださる職員さんのやべさんも、昨年と変わらずノリノリで最高です。
ノリノリ過ぎて、最後、勢いあまって、タイミングより大分早く舞台に突入してきそうになってました。それも含めて最高でした。
そして、ご利用者さんが本当に目を輝かせて楽しんでくださっている。

このためにやっている以外のなにものでもなくて、
この時こそ、自分の演劇力が試される気がしている。
演劇玄人が観てどうこうじゃない。
批評家が分析してどうこうじゃない。
この上演の30分強、目の前のお爺さんお婆さんたちが楽しめたかどうかが全てなのであります。

さあ~!
今年もたくさんの笑顔がみれるよう走り切りましょうぞ。
梅雨の湿度で体はべとべとだけど。

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5◆制作 編
6月18日(木) 久我山園
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井の頭線久我山駅のそば、久我山病院に隣接しているホームです。
内装工事があり、壁も床もぴかぴか。「きょうがこけら落としです」と施設長さんが笑顔で迎えてくださいました。
上の階から車椅子に乗った利用者さんが、エレベーターでつぎつぎ降りてきて、会場はいつしか満杯に。
劇は、職員の金子さんとノゾエさんのやりとりから始まります。

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光洋さん演じるチャーリーが登場すると、拍手喝采。
たにぐちさんが「ほかに愛している人がいるの」とせりふを言うと、「だあれ?」と客席から心配げな声。
井本さん演じる父親が意地悪をすると、客席からきつい視線。(カーテンコールのとき、「最初は悪い父親でしたが...」と井本さんは謝っていました!)。

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会場全体がいきいきとした雰囲気につつまれて、公演は無事終了。おつれさまでした。
三軒茶屋の劇場に戻ると、職員さんからはやくも公演の感想が届いていました。そのうちのひとつ。
「胃ろうで栄養補給をしている方は、ほとんど寝てすごしているのが常です。ところが今日は演劇を観るために、職員が気配りをして、体力を保てるようにしていたのもあり、目を開いてうれしそうに最初から最後まで笑顔ですごしていました」
どの施設に行っても、公演を迎える準備をしてくださっている職員さんに感謝、です。(制作 小宮山)

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6◆井本洋平 編
6月19日(金) デイ・ホーム世田谷
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井本洋平二回目のブログ担当です!
今日は初めての二回公演の日。

朝から雨がシトシト、ザーザーの繰り返し、梅雨真っ只中です!

今日はいつもより早く集合。
これまで昼公演ばかりだったので、午前中に集まるのがとても早く感じました。
皆でパブリックシアターのある三軒茶屋を出発し、1公演目は三軒茶屋から近くの、デイ・ホーム世田谷さんにお邪魔しました。

こちらはウッディな内装でとても趣のある素敵な施設です。
開演前、絵の得意な職員さんがホワイトボードに、今回のチラシの絵を描いて下さってくれていて感激!

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デイサービスの御利用者さんの他、こちらの施設にゆかりのある方々が多数御来場頂き、とっても盛り上がりました!!

お芝居の冒頭で各施設の職員さん一人に参加してもらうのですが、今日の職員さんは、始めの打ち合わせではとても緊張してらっしゃる様子でしたが、いやいや本場始まってみたら、ノリノリ(なのか、ご本人の心境は分からないですが!)で、対するノゾエさんとアドリブの応酬で、間近で見ていて声を出して笑ってしまいました。

皆さんと一緒に盛り上がれて、とても楽しい時間でした!
デイ・ホーム世田谷さん、ありがとうございました!!

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写真は、セットや衣裳や小道具諸々乗せて各施設を廻る世田谷パブリックシアターの車です。
いつもこれに五人乗って走っています。
※乗っているのはたにぐちさんですが、いつも運転しているのは私です。

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7◆たにぐちいくこ 編
6月19日(金) デイ・ホーム松原
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本日は2ステージ!!
2ステージ目はデイ・ホーム松原に行ってまいりました。

車を停めてドライブ旅行のように車の中で昼食を頂いたのですが、
「車内だから冷やし中華の汁は全部飲まないとですね!」と井本君が光洋さんに言ったり、
タイカレーを食べる私に「タイカレー美味しそうね!」と小宮山さんに言われたり...

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何だか小学校の遠足を思い出し、その懐かしいやり取りが楽しかったです。
松原は少し住宅街の奥まった所にあるのですが、
昔は松がたくさん植わっいたのかな?いなかったのかな?
松原出身の方に聞こうと思って忘れてしまいました。

デイ・ホームに向かう道は少し細い上り坂なので、ゆっくり車が上って行きます。
到着!!財団車がなんと言うか、ぴったりと駐車場にハマるのです。
毎日、財団車が停まっていると錯覚するほどです。

そして皆で公演の準備をして開演!!
毎回現地のスタッフさんとお芝居を少ししてから本編が始まるのですが、今回のスタッフさんはなんと役者さんだったそうです。
なので、最初から大盛り上がり!!嬉しい事に笑い声や声援が耐えない40分でした。
どんな些細な事にも「ああ、そう、良かったね。」「すごい、すごいわね~」と声をかけて頂きました。

温か過ぎるようなお客さまに感謝感謝で部屋を出たのですが、
お客さまになんとお花を頂きました!!

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一緒にお写真を撮り少しお話をさせて頂きました。
その方は下北沢にお住まいで演劇をいつもたくさんご覧になっていて、
色んな劇場に足を運ばれているそうです。
「楽しかったです。ありがとうございました。」と言われ
「こちらこそ、ありがとうございました!!」とお伝えして
ルンルンでお花を持って帰ってきました。

ルンルンって久しぶりに文字にしてみました。
このルンルン伝わってますか??

ルンルン、るんるん、RunRun、、、

♪( ´▽`)runrun...こんな感じです。

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8◆山本光洋 編
6月20日(土) フレンズケアセンター
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今日は梅雨の合い間の晴天。
毎年来ているフレンズケアセンター。
ノゾエさんは自宅よりジョギングとのこと、すでにTシャツは半分ビショぬれ状態。
待ち時間はかなりあったのに、なぜかバタバタでセッティング、そして本番。
いつもの年と同じように、ここの利用者さんはお元気で反応も上々。途中、ノゾエさんがギターをセッティングし忘れたアクシデントあり、伴奏なしで「ふるさと」歌う。お客さんもいっしょに歌ってくれて、とてもいい感じ。大きな拍手のなか終了。

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終演後、おやつを皆さんの前でいただく。そして質問コーナーでは、「あのマジックはどうやっているのか」「このメンバーはこの仕事以外にも仕事を持っているのか」などなど熱心な質問を受け、それぞれ答えられる範囲でそれなりに答える。
そして帰り際、おばあちゃんに「ありがとうございました」と丁寧にごあいさつされる。聞けば、100歳を超えているとのこと。とてもそうは見えなかった。そして握った手のやわらかだったこと...。
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9◆ノゾエ征爾 編
6月21日(日) フレンズホーム
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たとえば、昨日はうっちー。
一昨日は菊ちゃんに瀬尾ちゃん。
そして今日は松尾ちゃん...。
僕が毎日絡んでいる、お相手です。
キャバクラではありません。
高齢者施設です。
キャバクラとか行きません。行くのは高齢者施設です。
はい。失礼しました、@ホーム公演です。まだまだ日々公演をして回っております。

今作品は、冒頭にて、僕が扮する'ダニエル健太郎'が、そこの職員さんと絡むところから始まるわけでして。「ダニエル健太郎」って...などとは、ここではどうかあまりひっかからないで読み進めていただけたらと思いますが、
本番直前に、数言の打ち合わせだけで、あとはノリでお願いします。という無茶ぶりにも関わらず、どこの職員さんも、フルパワー&ノリノリでお芝居をしてくださいます。
各職員さんそれぞれに、素晴らしい独特で、それによって冒頭の空気も毎日新鮮に違うので、こちらとしても本当に飽きないし楽しいし、何よりもそのプロ根性に脱帽なのである。
僕等俳優というものは、息を吸うかのように演技という事をやってしまう哀しい生き物なのでありますが、職員さんにとっては、初演技に近い人もいると思うし、恥ずかしい方もいるでしょうし、このノゾエってやつ誰やねんって気持ちもなくもないだろうし、
それでもみなさん、ポーンとテンションをあげて盛り上げてくださる。
それはやはり、ご利用者さんの、この観劇を楽しい時間にしたいという高い意識以外のなにものでもないと、いやはや、今日の職員さんも素晴らしかったなと、感服しながら僕は毎日本編に入っていくのであります。

三軒茶屋の南の商店街を抜けたところに建つは、「フレンズケアセンター/フレンズホーム」。
毎年伺わせていただいているお馴染みの施設です。
日曜日なので、舞台セットを準備している間は、その階には誰もいなくて、ひっそりとしていたのですが、開演間近となるにつれ、別の階などから続々とお爺さんお婆さんが。車椅子の方も多く、会場はあっという間にいっぱいになりました。
いっぱいになるまでの間には、廊下で渋滞する車椅子同士の小競合いなどもたまにお見受けし、「車」の付くものは、往々にして、渋滞と苛々を巻き起こすのだなと、どの「車」も、便利という甘味だけでは済ませてくれないよなと、妙に納得してしまったり、
前の車椅子に対して「早く行ってよ!」などと声を荒げるお婆さんなどを見ては、失礼とは思いつつも、今日も元気があって、客席がわきそうだなと思ってしまうのである。
実際、わいた。
今日は僕の小さい甥っ子も観に来てくれたため、まさに老いも若きもな回となり、職員さんの松尾ちゃんも(馴れ馴れしくすいません)、これまた最高のパフォーマンスで、開場の温度は一気に上昇していきました。

始まってしまえば、あっという間の30分強。
たくさんの笑い声と表情が見れて、この30分は本当に幸せです。

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終わって、着替え終えると、
さっきまであんなに人であふれていたこの階には、また誰もいなくなり、さっきの時間が幻だったかのような、なにか、余韻と儚さとの中で、黙々と撤収作業を進め、
そして明日からまた、この部屋では、お爺さんとお婆さんと職員さんの、様々な日々が進んでいくのだなと、誰もいなくなったその部屋に、明日の日常をみた。
僕らがやる演劇は、その内容もフィクションだし、演劇そのもののフィクション性をなんだか改めて感じたのでありました。
残り4日、5ステ。
僕らもこれが終われば、また次の日常に進んでいくのであるな。そうなんだな。

それにしても、これだけ動き回って大量の汗をかいているにもかかわらず一向に痩せないのは、それはやはり、消費以上に受給しているからだろう。そうなんだろう。

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10◆制作 編
6月22日(月) フォーライフ桃郷
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きょうは月曜日。公演最後の週が始まりました。4月に新作づくりのための稽古、そして6月8日から稽古を再開し、14日から公演スタート。休みなしでここまで来ました。あと月、火、水、木と4日間。
出演者も、早いねえと言いながら、あと5日、あと4日と、さみしそうにカウントダウンが始まったこの頃です。

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私は毎回、客席後ろから見守っているのですが、必ず、会場がしーんと静まりかえる場面があります。ひとつは、マリー役のたにぐちさんが歌うとき。もうひとつは、マリーとピーターの結婚式の場面。チャーリー役の光洋さんが、「では誓いのキスを」と言うと、場内が静まりかえり、空気が静止すること約5秒。(ときには、「わっ!」と照れた声が飛ぶこともありましたが)
でも、ノゾエさんはオドロクしかけを用意してあり、会場は笑顔につつまれ一気にラストへと盛り上がります。

公演終了後、出だしのお芝居に参加してくれた職員の中澤さんが、「すみません、もう汗びっしょりで...」と言いながらやってきました。ぜんぜん汗なんか見えないし、あがっているようにも見えなかったけれど。そして、気がつくと、片付けの黒板拭きをさりげなくやってくださっていました。
みなさん、ありがとう。毎日、なにかうれしい出会いがある、@ホーム公演です。(小宮山)

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11◆たにぐちいくこ 編
6月23日(火) デイ・ホーム芦花
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本日は晴天なり。
天気予報では夕方から雷雨!にも関わらず、真夏のような良いお天気で
本当ですか?と聞きたくなるくらいでした。

3年(4年)ぶりに伺ったデイ ・ホーム芦花は以前と変わらず
緑がいっぱいの住宅街に爽やかに佇んでおりました。
ここがマンションだったら住みたいな〜と思うような空気がきれいで深呼吸したくなるような場所です。

スタッフさんも変わらず公演前の利用者さんへのお話から元気に盛り上げて頂きました。
劇場でいうと「お客様入れ」という時間帯になるのでしょうか?

「実は私、自慢しちゃっていいですか?自慢しますよ〜。
チャチャチャのチャーリー!実は私、2回観た事があるんですよ〜!!
いいでしょう?すっごい面白いんですよ〜!!
今日で3回目なのでとっても楽しみにしてるんですよ〜!」

嬉しい限り♡ですが、光洋さんはこういう時たまに
「ハードル上がっちゃうよ〜!」と呟いていたりします(笑)

でもどちらも私にとっては有り難い限りです。
だって始まる前からうきうきしますから。ウキウキ。浮き浮き。

40分なので始まっちゃえば直ぐに終わってしまう公演なんですが、
本日のお客様はウキウキした表情のまま私達を包んで下さり、公演後は写真を撮ったり握手をしたりと、
長い時間そのウキウキが続きました。

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写真:梅澤美幸

「おめでとう!良かったわね。」
「私も群馬からお嫁にこちらに来たのよ。群馬は美味しい物がいっぱいあるのよ。」
「私、結婚式してないから、一緒に結婚式した気分。」
「結婚してるの?何 歳?」
「娘の結婚式を思い出したわ〜。」
「元気でね、頑張ってね。」
「また来年も来てね。」

たくさんたくさんのお言葉を頂きました。

今日はウキウキは実はまだまだ続きまして、、、
撮影で来てくれていた梅澤さん、梅ちゃんによるオフショット撮影会。

皆でセットをバラしている様子、運んでいる様子。
ほっと一息、ホームで頂いたお茶で乾杯。
毎日お世話になっている財団車に乗って。

雨にも降られずウキウキのまま帰宅しました。

が、しかし

天気予報通り夕方から
/////激しい雷雨/////

明日のウキウキ予報は
^0^^0^ウキウキ間違いなし^0^^0^

明日も宜しくお願いしまーす!!

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12◆井本洋平 編
6月24日(水) 上北沢ホーム/デイ・ホーム上北沢
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今回、3回目の登場、井本洋平です。
今日は昨日に引き続き梅雨の晴れ間。汗ばむ陽気です。
本日、我々@ホームの一行がお邪魔するのは上北沢ホームさん。

余談ですが、こちらは井本の自宅から近いです。
はい。余談でした。

開演の45分前にはすでに客席も作られ、とても元気な職員さんが前説をしてくれています。
大きな蝶ネクタイをされて、
「ようこそ、上北沢シアターへ〜!!」と元気な声!
観劇前のストレッチや、色々なパターンの拍手の練習。
我々も職員さんに負けてられないと気合が入ります!

職員さんの元気に負けず劣らず、御利用の皆様もとても元気で、一緒に歌ってくれたり、手拍子、拍手してくれたり、とても楽しい30分でした。

写真は開演前の様子。
ギターのチューニングに余念のない作演出のノゾエさん。

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開演前の客席。
今回のチラシを職員さんが配ってくれてます。

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元気いっぱいの上北沢ホームさん、ありがとうございました!!

いよいよ明日で最終日。
最後まで御利用者さんに楽しんでるもらえるように、そして我々も一緒に楽しんで、今回の『チャチャチャのチャーリー』を無事に終えられる様に頑張ります!!

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13◆山本光洋 編
6月25日(木) あけぼの学園
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晴れです。
今日は公演最終日。2回公演の1回目は「あけぼの学園」。
世田谷パブリックシアターから歩いて15分ほどのところにある、重症児施設です。
働く職員の方達の元気のいいこと。その元気に励まされ準備をしているうちに目が覚めてきました。
そして本番。

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床に横になって観る子ども、座ってみる子ども。その横に親の方々。
思った通り職員さんが元気な所は反応も上々。前に座った2、3歳の子がじーっと食いいるように舞台を見ている。
お話しがわかっているとは思えないのですが飽きずにじーっと見ている姿が印象的でした。
子どもたちの横にいるお母さんお父さん笑顔を見ながら私も少しはなにかに役立っている気持ちになりその笑顔に感謝です。
ありがとうございました。そしてまた!!

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14◆ノゾエ征爾 編
6月25日(木) デイ・ホーム千歳
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終わりました。
今年の@ホーム公演、全14ステ、全日程終了いたしました。
最終日は、午前中に障害者施設の「あけぼの学園」、午後に「デイ・ホーム千歳」でございました。
年を重ねるごとに、歳を重ねるごとに、この@ホーム公演の有意義さを感じ始めている。
なので、最終日の今日は、特に寂しさを感じるのでありまして、改めてお爺さんお婆さんの前で上演をさせていただく有難さと貴重さを痛感するのであります。
たかが30分。でしかないです。
しかし、されど30分なのであって。
たとえこの30分で、とてもすばらしいことをやったとしても、次の新たな仕事のオファーの可能性があるわけでもない。この作品の試みと新しさは~...などの評価の視点があるわけでもない。
夜には忘れてしまっているかもしれないお爺さんお婆さんが、感動して涙したり、時を忘れて笑ったりしてくれて、また来年も来てねと。来年というか、明日も来てねと。果てには常駐してねと。常駐はできませんよと。
来年も元気でいられる保証もない体の方々が、来年その記憶がある保証もない体の方々が、心の底の本心からそう言ってくださる。それがあるだけだ。
「だけ」だけど、これに勝るものはないよなと、毎年その痛感度は増していくのであります。

とある、毎年のように伺わせていただく施設で、いつも話しかけてくださるお婆さんがいました。
その方は、生前の忠犬ハチ公をリアルタイムで見ていた方で、いつも終演後に、ハチ公の話を昨日の事にようにはなしてくださっていました。
そして、今年、その施設を伺った際、職員さんから、彼女は昨年秋に他界されたと聞きました。
100歳をゆうに超えていたそうです。
そんな時、ぼくが思うのはやはり、それまでの公演での彼女の満足感に溢れたお顔です。
彼女の長い長い人生の中で、その30分×数回なんて、ミジンコほどのものでしかないかもしれませんが、それでも、晩年に、楽しいヒトトキをご一緒することができたということに、何とも言えない喜びを感じるのであります。
おばあさん、どうもありがとうございました。向こうでまたハチ公を撫でてあげていることでしょう。


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千秋楽の「デイ・ホーム千歳」は、初日の「千歳敬心苑」と同じ施設でして、
ここのキレイに咲くアジサイの前で4人で撮影し、今回のツアーがスタートしていきました。
千秋楽にふさわしく、職員さんもご利用者さんも大盛り上がり。
盛り上がった流れで、クライマックスの、とあるキスシーン。
観劇してたお爺さんが「ダメ!」と叫びます。きっと観ているうちに花嫁役に恋をしたのでしょう。花婿役になりきっている僕はキッとお爺さんを睨みつけます。お爺さんはもう一回「ダメ」と言い、僕はキスを強行します。そんな、舞台上と客席の垣根を越えた、歳の序列を超えたバトルが生まれるのもまた、この@ホーム公演の醍醐味の一つです。
終演して、必ずいただくのが、来てくれてありがとうという感謝と、お上手ね~、ご苦労様~といった労いの言葉。
この@ホーム公演でほどの、心からの感謝と労いは、他にはない。
いえいえ、こちらこそです。本当に。
みなさんの笑顔が見れて、僕らも明日へのエネルギーをいただきました。

帰り道、初日には満開に咲いていたアジサイが、少し色褪せ始めていました。
咲けば枯れるのがお花さ。
でもまた咲くのがお花さ。
また来年、満開を見に来ますよ~!

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世田谷パブリックシアター@ホーム公演
『チャチャチャのチャーリー ~風に吹かれて、森の花嫁~』
◆脚本・演出=ノゾエ征爾
◆出演
チャーリー=山本光洋
ダニエル健太郎/ピーター=ノゾエ征爾
マリー=たにぐちいくこ
ヒゲ親父=井本洋平
2015年6月14日~25日上演

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写真=梅澤美幸

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